今回は、ピアニストで、第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位に入賞した反田恭平(そりたきょうへい)さんについて書いていきたいと思います。
反田さんは東京都世田谷区の出身で、今もご実家があるようですが、出身中学や高校・大学はどこなのでしょうか。
また、今までの経歴についても調べてみました。
ショパンピアノコンクールで2位になった反田恭平とは
反田恭平は世田谷区出身
反田恭平の学歴・経歴などプロフィール
ショパンピアノコンクールで2位になった反田恭平
この投稿をInstagramで見る
反田恭平さんは、2021年のショパンピアノコンクールで2位になった実力の持ち主。日本人では最高位タイ(内田光子以来51年ぶり2人目)です。
見た目はあまりクラシックのピアニストという風貌ではないのですが…10年位前の写真をネットで見ることができますが、細面で全くの別人のようです(笑)。
特徴的なその髪型も、「アジア人はみんな同じに見える」と言われたことから、自分を覚えてもらうためにしたそうですし、筋トレしたらピアノの音が硬くなったということで、程よく肉付きの良い体にすることで、よいピアノの音が出るからこの体型なんだそう。
今までのショパンコンクールを分析して、どうすれば予選を突破できるか、などを考えて行動しているあたり、すべては計算しつくされている、ということなんですね。
それと、ゲン担ぎというか、三種の神器・パンツ、栄養ドリンク、神社の力もあったとか?箱根で買ったお守りに勝負パンツ、それから本番15分前の最後の一口の栄養ドリンク。これが最後の総仕上げになったという…。
オーケストラが終わる前に拍手が起こってしまう事態に!
インタビュー記事などを読んでもユーモラスで面白い、自由な雰囲気の反田恭平さん。見た目も中身もクラシックのお堅いイメージとは逆行していますが、どんな経歴でどんな幼少時代を過ごしてきたのか、気になったので調べてみることにしました。
反田恭平は世田谷区出身で高校・大学など学歴は?
この投稿をInstagramで見る
反田恭平さんは生まれは北海道ですが、東京育ちです。
誕生日:1994年9月1日生まれ 27歳
出身地:東京都
血液型:AB型
中学:世田谷区立烏山中学校
高校:桐朋女子高等学校音楽科(共学)
大学:桐朋学園大学音楽学部
留学:チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院(ロシア)、ショパン音楽大学(ポーランド)
中学は地元の公立中学校ですが、この頃からすでにピアニストとしての頭角を現していて、高校は桐朋学園大学音楽部門から奨学金を授与されて桐朋女子高等学校音楽科に入学します。
学内ピアノ・コンチェルト・オーディション第1位になったことがあります。
大学はそのまま桐朋学園大学音楽学部に入学。キャンパス特待生でした。大学の教授によると、「常ににぎやかで周囲を引っ張るオーラがあった」ということで、音楽を純粋に楽しんでいたようです。
その後、2014年はロシアのチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に首席で留学経験もあり、2017年にはショパン音楽大学研究科にも留学し、2021年もポーランドのワルシャワで生活しているという情報がありましたが、現在もそうなのでしょうか。
ロシア時代の恩師からは「世界中の音楽家の中でも傑出していて、彼のように才能豊かな人は10年に一人」と言わしめています。
やはり才能のある人は在学中から様々な活動や、留学などを精力的に行っていますね。
反田恭平の今までの経歴は?会社の経営者としての一面も
この投稿をInstagramで見る
中学生の頃から賞を総なめにしている反田恭平さん、意外にも音楽一家ではなく、一般家庭で育ちました。
子供の頃に母が弾いていた曲を聞いただけで弾けるようになったので、母がヤマハ音楽教室に通わせます。
小学校時代はサッカー少年だったということですが、腕の骨折からサッカー選手への夢を諦め、なんと怪我の功名で手が開くようになり、ピアノが弾きやすくなったとか。そして本格的にピアノの道へ。
プロのピアニストとしては異例かもしれませんが、反田恭平さんの家にあったのは電子ピアノ。高校の音楽科で、同級生がグランドピアノなどで練習している中、反田恭平さんは基本的には自宅の電子ピアノで練習していました。
漫画「のだめカンタービレ」や「ピアノの森」などを愛読して、ピアノやクラシック音楽に慣れ親しんでいきました。後年、フォトブックではのだめの二ノ宮知子先生と対談したり、ピアノの森のアニメにピアノ演奏で参加したり、作者の一色さんにサインをもらったりしています!
千秋先輩と共演!これは胸アツですね。
この投稿をInstagramで見る
幼少時代はヤマハ音楽教室、一音会などを経て、本格的なピアノを学ぶため桐朋音楽大学音楽学部付属「子供のための音楽教室」へ。ここで小林愛実さんと知り合ったと思われます。
反田恭平さんのピアノの経歴・受賞歴などをまとめてみました。
2010年、ショパン国際ピアノコンクールin Asia中学生部門で銀賞だった時は、東京都と世田谷区から表彰されたそうです!
2008年 第18回日本クラシック音楽コンクール中学生の部 全国大会最高位
2009年 第2回エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクール中学生部門 第1位、第16回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール中学生部門 第1位、第63回全日本学生音楽コンクール中学校の部 全国大会第2位
2010年 第11回ショパン国際ピアノコンクールin Asia中学生部門 アジア大会 銀賞
2012年 第81回日本音楽コンクール第1位 野村賞、井口賞、河合賞、岩谷賞(聴衆賞)受
2015年 第25回チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール優勝(イタリア)
2021年10月 第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位に入賞
また、ピアノだけでなく経営者の一面もあり、2019年にはレコードレーベル「NOVA Record」の立ち上げ、株式会社NEXUS、Japan National Orchestra株式会社という二つの会社を経営しています。
株式会社NEXUSはエージェントサービスの会社。ピアニストの務川慧悟さんなども所属していて、反田恭平さんがプロデュースしている管弦楽団のコンサートなども行っています。
Japan National Orchestra株式会社は奈良に拠点を置き、コンサート活動や音源の制作、オンラインサロンの開催などのほか、 2030年にアカデミー(音楽院)を創設する計画もあるようです。
なぜ奈良県なのかというと、奈良は全国的にもピアノの保有率が高いのもありますが、学び舎を作るなら自然豊か・歴史のあるところが良かったという反田恭平さんの希望があります。それにしても、なぜ奈良県だったのか…ツアーなどで訪れた時に気に入ったのでしょうか?
そんな縁もあり、奈良県の「文化政策顧問」に就任しました!また、奈良のふるさと納税制度を活用して、音楽や街の魅力の発信に取り組んでいくようです。
ピアニストというだけでなく、経営者としても活躍中の反田恭平さん。なかなか日本にはこういうタイプの方は今までいなかったのではないでしょうか。音楽院の設立、実現したら面白そうですね。
反田恭平は世田谷区出身で高校・大学など学歴は?まとめ
今回は、反田恭平さんについてあれこれ調べてみました。親しみやすい見た目と、ピアニストという職業にギャップがありますが、それも彼の魅力の一つになっていると思います。
ご自身のピアノのことだけでなく、オーケストラをやったり、音楽院の設立計画で後進の育成を考えていたり、間違いなく今後日本を代表する音楽家になっていくと思います!
これからも反田恭平さんの活躍が楽しみですね。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
小林愛実の4歳時(子供の頃)ピアノ演奏がすごい!身長や手が小さいのに弾ける理由は?
務川慧悟(むかわけいご)の出身高校やプロフィールは?両親や兄弟についても調査
西川悟平の強盗エピソードが奇跡!父や結婚相手は?出身高校や大学についても
三浦文彰の結婚相手は旦希(あさみ)!子供はいる?父や母・妹についても