「ワダツミの木」などでおなじみの歌手・元ちとせ(はじめちとせ)さん。2022年はデビュー20周年を迎えます。
元ちとせさんの歌を一度聞くと、気になるのがその特徴的な歌い方。
ファルセットなのかビブラートなのか、こぶしというのか…演歌とは違いますが…
なぜそのような歌い方なのか調べてみました。
また、最近その歌い方が変わった?と話題になっていたので、それについても調べました。
元ちとせの歌い方が気になる!奄美シマ唄がルーツ
元ちとせの歌い方が変わった?
元ちとせの歌い方、賛否両論
元ちとせの歌い方が気になる!ルーツは奄美シマ唄だけど…
元ちとせさんの歌い方が気になります!
動画は元ちとせさんのデビューシングルであり最大ヒット曲の「ワダツミの木」。
衝撃的な曲、魂に響くような曲で大ヒットしました。
元ちとせのあの独特の歌い方はどうやったらできるんだ?理解出来んw
— KOUKI (@ki19920506) December 13, 2021
その曲とともに特徴的な歌い方についても注目されました。
元ちとせさんの歌い方、なぜこのような歌い方なのか、それはどうやら元ちとせさんのルーツに関係があるようです。
元ちとせさんは、鹿児島県奄美大島出身で、奄美大島南部の集落で生まれ育ちました。幼少時より三味線を習い、そして「ひぎゃ唄」と呼ばれる地元のシマ唄を習いました。
シマ唄というのは、奄美大島などで歌われる民謡のこと。
元ちとせさんは、中学3年生の時奄美民謡大賞少年の部優秀賞を受賞、高校1年で奄美民謡大賞青年の部新人賞を受賞、翌年カセットテープデビューし、その曲が1995年「男はつらいよ 寅次郎紅の花」で劇中歌に使われました。
そして高校3年生で史上最年少で奄美民謡大賞を受賞。翌年にはシマ唄CDデビュー。
その後は美容師を目指してその道には進まなかったのですが、薬剤アレルギーで美容師を諦めざるを得なくなり、歌手志望に転向、インディーズデビューを経て、ワダツミの木でメジャーデビュー。
民謡歌手としての素地がある元ちとせさんだからこその歌い方であり、シマ唄の特徴である、こぶしと裏声を使う「グイン」という歌い方です。
同じような歌い方をする歌手の方で、中孝介(あたりこうすけ)さんという方もいます。同じく奄美出身で、元ちとせさんと「お中元」というコンビを組んで楽曲をリリースしたことも。
しかし、元ちとせさんが2021年のフジロックで披露した歌は、以前のものとは違っていたようで…
これは、一時的なものなのでしょうか?どうなんでしょうか?
元ちとせの歌い方が変わった?特徴的でさらにクセが強くなったとの声も
写真は、奄美大島出身の歌手で元ちとせさんです。
奄美大島の歌手が歌う独特の歌い方、裏声が混じったこぶしは、奄美民謡独特のこぶしでグィン(こぶし+ファルセット(裏声))と呼ばれるそうです。
歌の中で、特に感情を込めたい歌詞の部分でこのグィンを使うようです。
もの悲しげな雰囲気があります。 pic.twitter.com/nilicw2A6N— イノウエ☆黒糖焼酎アンバサダー (@shochu0113) July 17, 2021
元ちとせさんの歌い方が変わった?と言われたのは、2021年8月21日のフジロックでのこと。
変わったと言われる理由は…フジロックで元ちとせさんの歌を聞いた方の戸惑いの声が上がっていました。
元ちとせさん歌い方のクセが強くなってる😳
— saeko iitaka (@saekooooooooo) August 21, 2021
元ちとせの歌い方ってこんな感じだったっけ?
— 漂うクジラ (@jouzennomizu) August 21, 2021
以前との違いを感じている方が多いようでした。
実際のライブ映像はありませんでしたが、フジロックの1か月前の動画がありました。
どうでしょうか?
特にあまり変わってないように感じますね。
ということは、フジロックの時だけ調子が悪かったのか、何か歌い方を変えていたりしたのでしょうか?
違和感の原因や理由については不明ですが、SNSでは、
歌い方を変えたのか?の声や、
元ちとせ、ヨーデルみたいな歌い方になってるな。#フジロック配信
— オテサーネク (@eyeball_slicing) August 21, 2021
喉をやってしまったのでは?という声も。
元ちとせさん、多分だけど、あれ喉をやっちゃってるのでは。僕は20年程前に経験があって今もそのままだから何となく分かる。ある日を境にある音域が突然全く出なくなり、音程のコントロールすら出来なくなる。歌い方のクセが強くなったんじゃなくて、外さないように歌おうと無理するとああなっちゃう。
— CURRY FIELD (@curryfield) August 22, 2021
実際にフジロックの歌を聞いていないので推測の域を出ませんが、普段から元ちとせさんの歌を聞きなれていない方が違和感を感じたとしたら、それはCDなどとは違うという場合の可能性もあります。
元ちとせさんは毎回一つの歌を同じように歌うような方ではなさそうなので、CDよりもシマ唄の特徴である、「グイン」が多用されていたりすれば、「クセが強くなった」と言われてしまいそうです。
しかし、「のどを痛めたのでは?」と思われるような違和感のある歌い方だったということなので、この時は調子が悪かったのかもしれません。
元ちとせの歌い方について賛否両論あり?苦手や嫌いの声も
元ちとせさんの歌い方について、歌い方が変わった疑惑の前から、賛否両論あります。
歌声や世界観など、魂に響く曲と絶賛される一方で、歌い方のクセが強いことで、ちょっと苦手、嫌い、と感じる方も多いようです。
元ちとせは素敵だけど、なんというか、民謡独特の歌い方でわたしにはちょっとクセが強すぎる
— 自宅 (@uchuuneko) August 21, 2021
歌の良さを認めつつも、歌い方はちょっと…という意見も。
元ちとせは歌い方が嫌な人おると思うが
歌はすげえいいのよ
おすすめは「語り継ぐこと」— ジュベクソン (@jubekuson) August 11, 2021
元ちとせさんの歌い方嫌いなんだよな
— ぽもこんぬ🚃 (@tomoBoo_0217) August 8, 2021
もともと民謡をベースにした歌い方で、いわゆるJ-POPのような万人受けするタイプではないので、好きな方だけ聴けばよいのでは、と思います。
デビュー曲が大ヒットしたために多くの人に知られるところになりましたが、このような伝統的な歌い方があるんだ…と世に知らしめた功績は大きいのでは?
今でこそ民謡出身のメジャー歌手の方もいますが、元ちとせさんは先駆け的存在だったのではないでしょうか。
元ちとせの歌い方が変わった?まとめ
今回は、元ちとせさんの歌い方が変わった?と題して、まずは元ちとせさんの元々の歌い方についてや、変わったと言われる理由、それから歌い方について賛否両論あるということについて書いていきました。
特徴的な歌い方、好き嫌いあると思いますが、全員が好きと感じるものなんてないので、それはそれでよいのではと思います。
民謡を知らなかった方でも、なぜか懐かしく感じる、心に響くというファンもいるので、好きな方はとにかく好きなんじゃないかな…と。
歌い方については、たまたま調子が悪かったのか、たまたま歌い方を変えたのかは不明ですが、また人前で歌ったりテレビに出るようなことがあればチェックしていきたいと思います。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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