今回は、演歌歌手の伍代夏子さんについて書いていきたいと思います。
伍代夏子さんは、先日、ご自身の病気について発表されました。
そこで今回は、伍代夏子さんのご病気のことについて、現在や今後の歌手活動についてなど調べてみました。
伍代夏子さんが声が出ないのはけいれん性発声障害(喉のジストニア)!
伍代夏子さんは現在は歌えない?
伍代夏子さんのプロフィール
伍代夏子さんが声が出ないのはけいれん性発声障害(喉のジストニア)!
伍代夏子さんがご病気のことを発表されたのは、2021年3月のこと。
けいれん性発声障害(喉のジストニア)という病名も公表されました。
この病気について、簡単にご説明しますと…
声帯の筋肉が異常な緊張を生じることに よって、声が出にくくなる病気です。原因ははっきりわかっていません。(けいれん性発声障害ハンドブックより)
また、この病気にはタイプが3つあり、以下のようにわけられます。
・声帯がきつく締まりすぎてしまい、「声がつまる」「とぎれる」といった症状があらわれる内転型
・逆に声帯が開きすぎてしまい、息がもれるせいでささやき声になってしまう外転型
・内転型と外転型の症状がともにみられる混合型
伍代夏子さんはインタビューで「私の場合、発声しようと集中すると、声帯の筋肉が過度に緊張して喉がしまってしまうらしいのです。」と話していることから、一番上の内転型タイプだと思われます。
伍代夏子さんは、2年前(2019年)から症状が出始め、最近は悪化してしまい、隠しきれなくなり公表しました。
治療法はボツリヌス療法といわれるものがあり、伍代夏子さんも2021年1月から治療を受けました。
ボツリヌス菌がつくる天然のたんぱく質(ボツリヌストキシン)から精製された薬を注射する治療法ですが、対症療法であり、完治を目指す治療ではありません。
一度注射をすると2~3日後に効果が表れ、3~4か月持続するといわれています。
この投稿をInstagramで見る
伍代夏子さんは現在は歌えない?
伍代夏子さんは病気を患い、現在は歌うことができないのでしょうか?
先程、伍代夏子さんは、ボツリヌストキシン注射をしていると書きましたが、治療の効果は表れているのでしょうか。
SNSによれば、伍代夏子さんは、注射のおかげで日常会話は大丈夫、とのことです。
しかし、歌を歌うのは難しいようです。
注射をすると約一ヶ月のダウンタイム(声が全く出なくなる期間)を経て喋れるようにはなるのですが、音程のコントロールが出来なくなり、まともな歌は歌えません。
伍代夏子さんインスタグラムより引用
しかも注射の効き目が切れたらまた注射をし、ダウンタイムを経て…という流れとなると、なかなか大変です。
この病気の対処法としては、定期的な注射を続けること、音声外来でボイストレーニングを受けることの2点。後は手探りで病気と付き合うしかないということです。
本来であればダウンタイムの後に歌が歌えるはずだったのですが、伍代夏子さんの歌声は戻ってこず、そのタイミングで、病気を公表することになりました。
しかし、伍代夏子さんは治ることを諦めてはいませんし、私たちもまた伍代夏子さんの歌声を聴きたいですね。
今は歌手活動以外を仕事もされているのですが、今後の活動にも注目です。
伍代夏子さんのプロフィール
最後に、今更ですが伍代夏子さんのプロフィールを。
この投稿をInstagramで見る
伍代 夏子(本名:山田 輝美 / 旧姓:中川)
誕生日:1961年12月18日
出身地:東京都渋谷区
デビュー:1982年
その美しさからびっくりしてしまいますが、伍代夏子さんは2021年の誕生日で60歳。若い頃から今まで変わらずお美しいですね。
デビューは1982年で、星ひろみという芸名でデビュー。その後2回芸名を変えています。
1990年、「忍ぶ雨」が大ヒットし、「NHK紅白歌合戦」に初出場します。
旦那さんはご存知、杉良太郎さんです。1999年に、伍代夏子さん37歳、杉良太郎さん55歳の時に結婚しました。演歌歌手でご結婚されている方、そして夫婦関係を継続されている方はなかなか珍しいです。
2人の間にお子さんはいませんが、杉良太郎さんは前妻との間に3人お子さんがいます。
伍代夏子さんは、2010年にC型肝炎にかかっていることを公表。
今回、けいれん性発声障害を患いましたが、歌う仕事の代わりに司会や、声のお仕事などを積極的にされています。
この投稿をInstagramで見る
なんとか病気を克服して、また歌声を披露してもらいたいですね。
|
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、伍代夏子さんはインスタグラムを開設されています。そして、なんとYoutubeチャンネルも。
これ、歌だけじゃなくて、YouTuberみたいなこともしていて微笑ましいです。
伍代夏子が声が出ないのはけいれん性発声障害(喉のジストニア)!まとめ
今回は、伍代夏子さんについて調べてみました。
公表した病気の事や、歌うことはできるのか?ということについて書いていきました。
また、プロフィールについてもおさらいしてみました。
決して無理をしてほしくありませんが、
『神様が休めと言っているのよ』と声をかけてくださる人もいますが、私は仕事を『休む』のではなく、この時間も誰かのために役立てられたら、という思いでいっぱいなんです。
婦人公論より引用
という、人の役に立ちたいという思いが強い五代夏子さん。
同じ病気の方に「公表してくれてありがとう」と声をかけられたそうで、同じ病の人たちも勇気づけられるのではないでしょうか。
今後、病気を克服して、またあの歌声を聴くことができる日が来るのを待ち望んでいます。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。