ベルセルクが連載再開という、ファンには嬉しいニュースが入ってきましたね。
三浦健太郎さんの高校時代からの友人である漫画家・森恒二さんが監修し、スタジオ我画が実際の漫画を描くということですが、この「スタジオ我画」というのは何なのでしょうか。
実際のスタジオがあるのか、三浦健太郎さんの弟子の総称なのか、何人いるのか…などなどいろいろと疑問が湧いてきたので調べてみることにしました。
ベルセルク連載再開!
スタジオ我画とは?
スタジオ我画のメンバーとは?
ベルセルク連載再開!「原作・三浦建太郎 漫画・スタジオ我画 監修・森恒二」
『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開いたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部並びに森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 https://t.co/XzJk3Wzra8 #BERSERK #ベルセルク pic.twitter.com/gz9TQLfs46
— ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) June 7, 2022
2022年6月7日、ベルセルクが連載再開というニュースに大変驚きました。
作者の三浦健太郎さんは昨年5月にお亡くなりになっており、もう最終回は見られないものと思っていたので…
三浦健太郎さんの友人である森恒二さんは、今から30年近くも前、三浦健太郎さんのネーム相談にのってくれと呼び出され、その時に蝕だけでなく最終回までのストーリーが完成したといいます。
今回、森恒二さんは監修という立場で、そして漫画を描くのは「スタジオ我画」です。
スタジオ我画は、三浦健太郎さんの「ドゥルアンキ」の作画で名前を知っている方も多いかと思います。
ベルセルクはまずは「幻造世界篇/妖精島の章」のラストまで描かれるということです。三浦健太郎さんの描いていたものと見比べてみたいですね。
今回は、「スタジオ我画」の、その実態はどんなものなのか?調べてみることにしました。
三浦健太郎の弟子が所属するスタジオ我画とは?
スタジオ我画とは?
スタジオ我画とは、三浦健太郎さんの漫画制作スタジオの会社で、2019年に設立。アシスタントはここの会社に所属しており、正社員にもなれます。2019年では江東区のとあるマンションの一室にあったようです。
ここで三浦健太郎さんとアシスタントのみなさんは「ベルセルク」や「ドゥルアンキ」の制作を行っていました。
スタジオ我画の設立に際し、三浦健太郎さんは、アシスタントの名前が載るような仕事を作りたいという思いがあったようです。
アシスタントの彼らの名前が載せられるような仕事を作りたいと思ってたんです。スタジオ我画でアシスタントは、大好きな絵を描いてちゃんと暮らしが立つ、立派な職業です。
また、三浦健太郎さんは一人で作業したい時はまた別の場所があったようで、ここはあくまでアシスタントと作業をする場所でした。
アシスタントの作業場所は7人分あり、ドゥルアンキ連載当初のアシスタントは、通いで3名、リモートで1名いて、さらに人員を増やすところのようでした。
ベルセルクは三浦健太郎さんがほとんど一人で描いており、アシスタントはトーン貼りとか建物、奥の背景や兵士、地面を描く作業を行っていましたが(これでもかなり増えた方)、ドゥルアンキについては下書きを三浦健太郎さんが行い、ペン入れ以降はアシスタントに任せ、最後の仕上げをまた三浦健太郎さんが行っていました。
生前、三浦健太郎さんがアシスタントのレベルアップを「ドゥルアンキ」で行い、ベルセルクで還元するようなお話を何度かされていました。
三浦健太郎さんがお亡くなりになり、その時がもう来ないのではと思っていましたが、三浦健太郎さんが描けなかったその先をアシスタントさんたちの手で完成させる。
胸が熱くなります…!
スタジオ我画のメンバーは?
現在、SNSなどでスタジオ我画所属と名前のある方は2人いらっしゃいました。
チーフアシスタント 黒崎さん
もうちっとだけ続くんじゃ
— 黒 崎 (@Drache_Doratan) June 7, 2022
杉本英輝さん
カラーの練習も兼ねて友達に頼まれてたイラスト描きました pic.twitter.com/v3LC9w4eAB
— 杉本英輝 (@MRko_aki___) February 14, 2022
ちなみに、三浦健太郎さんのアシスタントの募集広告がネット上に残っていたのでご紹介します。現在募集していないので、応募先などは掲載していません。
【仕事内容】
コミックスタジオを使用した「ベルセルク」レギュラーアシスタント。
ベルセルクHP https://www.younganimal.com/berserk/中世ヨーロッパの世界観を舞台としたファンタジー作品で、自然物や建築物、モブ等の作画と仕上げ。
近日クリップスタジオに移行します。デジタル経験なしでも可。【勤務地】
東京都江東区(りんかい線沿線)
※泊りでも可。宿泊設備完備。【在宅勤務】
可能です。
ただし仕事覚えるまで一定期間は仕事場に通って頂きます。遠方の方が通う為の宿泊設備は完備してあります。【勤務開始時期】
7月半ば~8月頭頃より(応相談)【勤務日数】
月に20日前後
※月ごとに作業日は変わります。【勤務時間】
・8時間+残業あり(最長で3時間ほど)
※夜型の時間帯になります。【待遇】
・現在実質日給12000~13000円
内訳:(基本給8500円+食事手当1500円)+残業代
※作業技術により昇給有り。
・交通費支給
・年2回ボーナス支給
・有給ですが、最初は研修期間があります。
・即戦力優遇(スピード以上に画力重視)◎プロアシだった方は待遇面応相談。
◎能力次第でスタジオ我画の正社員登用あり。
(正社員になれる方歓迎)【応募条件】
・18~45歳前後の方。
・短期でなく長期でやれる方。【その他】
・先生は男性です。
・ペット無し。
・仕事場は禁煙。喫煙は決められた場所にて。
三浦健太郎の弟子が所属するスタジオ我画って?まとめ
今回は、三浦健太郎さんのアシスタントの皆さんが所属するスタジオ我画とは何なのか調べてみました。
アシスタント所属の会社であり、三浦健太郎さんがゆくゆくはベルセルクの作画も任せるおつもりだったようですが、成り行きは違えどそのようになりました。
三浦健太郎さんも、お弟子さんたちの活躍を心配しつつも嬉しく見守っているのではないでしょうか。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。